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【パート2】第7章 人は死ぬと誰かの心の中に生きる

 

 


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書籍

「いつまでもいると思うなお前の母親ーお母さん、明日、死ぬかも-」

著者.権祐二

  

第7章 人は死ぬと誰かの心の中に生きる

  122 〜  133ぺ-ジより



(引用)

=========== 
 
(前回の要約・・・

母を失った私の心を少しばかり救ってくれた脳科学と仏教の話をします。

脳科学、気功、仏教、量子論、宇宙論、宗教の関係を学ぶなかで、

私の心や宗教感、死生観に大きな変化が生まれました。)


(つづきより)


【人はつねに幻想を見ている】
 
苫米地博士の著書や発言によると、人間の脳は、

今、この瞬間、0(ゼロ)秒」から1/1000秒から

1/2000秒、遅れて五感の情報を認知し、

この現実の中で生きているそうです。


ニコニコ動画の苫米地英人チャンネルで博士が言うには、

「人間はみな幻想を見て生きてるんだよね。

この目にうつる世界はみな幻想なんです」
 
 

例えば視覚は、目の前にある杉の木を見て。
 
「これは杉の木だ」と認知します。
 
この時、脳は過去の記憶を探り取り出して、
 
「木」という情報に照らし合わせ「これは木だ」と認識します。
  
 
葉っぱの形などを見て、「杉」という付加情報も加わったりします。
 
  
「杉」という映像や特徴の知識がなければ
 
「これは木だ。しかし、何の種類の木だ?」
 
と認識します。
 
 
しかし、人間は過去に「木」という情報すら、見たことも、触れたこともなければ、
 
目のまえにある木を「木」として認識できないらしい。
 

何やら小さなだえん形の緑色のふさふさした紙みたいなものが、
 
たくさんついた茶色か灰色がかった造形物だな、と認知するらしい。
 
つまり人間の脳は100%のありのままの現実を見ていないということです。
 
過去の記憶をもとに自分が見たい現実だけを見ているということです。
 
そのように脳が現実を見ていると、脳の盲点(もうてん)というものが生まれます。
 
 
複数人の人が同じ絵をみても、
 
「この絵の1番の魅力は数人の人物の描写がかわいいね」とか、
 
「いや、そうじゃない。
 
この絵の1番の魅力はビルや車などの人工物が、精密に描かれているのが素晴らしい」
 
とか、

 
「何、言ってんだ。この絵は駄作だね。価値がない」
 
「バカいうな、この絵は山と海を情感たっぷりに描いた最高傑作じゃないか」
 
と意見がわかれるのです。
 
  
なので私たちが、人や物、現象を見ているときも、
 
ちょうど同じ時「ゼロ秒」の、

その対象物を同じように見ていないのです。
 
  
その人の

「遅れた時間の過去の記憶を元にした幻想」

を脳は認知して見ていることになります。
 

(つづく)
 
===========


(引用おわり)


 

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